実はこんなに違う!デジタルサイネージと家庭用テレビ4つの違い

デジタルサイネージの導入をお考えのお客さまのほとんどが、価格を気にされます。できるだけ安く導入して、最大の効果をめざすのは当然のことです。
しかし最近、デジタルサイネージよりも安価な家庭用テレビを選択するお客さまもおられます。両者の違いを十分に理解した上なら問題ないのですが、単に見た目が似ているから機能もさほど変わらないだろうと考えたり、価格だけを比較して家庭用テレビを設置したため、思っていた見え方にならずに困惑するお客さまも少なくありません。その結果、そうした方のほとんどが、デジタルサイネージ導入当初に考えた成果を得ることは難しくなってしまうでしょう。
今回は、改めてデジタルサイネージと家庭用テレビが大きく異なる点を4つ、比較を交えながらご紹介します。

デジタルサイネージと家庭用テレビ、ここが違う!

1)輝度(画面の明るさ)

デジタルサイネージと家庭用テレビの最大の違いが、『輝度』と呼ばれる画面の明るさの差です。
一般的に家庭用テレビの輝度は350~500カンデラ程度ですが、デジタルサイネージは輝度の種類も豊富です。屋内用でも350~1000カンデラ程度、窓際など屋内でも明るい場所に設置したり、窓越しに屋外に向けて設置する場合は700~2000カンデラ程度、屋外に設置する場合は1500~3000カンデラの輝度が必要とされています。
もちろん輝度が高い(明るい)ディスプレイほど価格は高くなります。しかし、必要な輝度の差を見れば、家庭用テレビをデジタルサイネージとして活用する場合、設置場所が非常に限られることがわかります。
もし、輝度が低い家庭用テレビを屋外に設置した場合、画面に表示された情報がまったく見えず、デジタルサイネージの役目を果たさないので、家庭用テレビでの代用は諦めましょう。屋外設置の場合は少し高価ですが、視認性に優れた高輝度な屋外用デジタルサイネージを使用しましょう。

2)高い耐久性や耐候性

高い耐久性や耐候性

デジタルサイネージは、あらかじめ長時間の連続使用が想定されているため本体の発熱にも対応できる設計がされていて安心して使い続けられますが、家庭用テレビは長時間使い続けると熱暴走したり、故障してしまうこともあります。ちなみにDDSのデジタルサイネージは、毎日18時間の連続稼働に耐えられる設計となっています。

また屋外用デジタルサイネージは、防塵防水性能を示す国際規格『IP規格』の『IP55』や『IP65』といった高い等級の認証を取得している製品がほとんどですが、家庭用テレビは防塵防水対策が施されておらず、屋内で使用することを前提とされた機種がほとんどです。屋外はもちろん、屋内でも埃や塵の飛散が多い場所で家庭用テレビをデジタルサイネージとして使用すると、故障する可能性が高いといえるでしょう。

3)多様な付加機能で幅広い利用方法に対応可能

デジタルサイネージは、タッチパネル画面、カメラ、スケジュール管理といった付加機能があらかじめ内蔵されている機種や、縦画面での利用といった家庭用テレビではできない利用方法が可能です。またデジタルサイネージなら、複数のディスプレイをつなげてマルチディスプレイとして表示させることも可能です。
しかし、家庭用テレビにはこうした機能はありません。単に画像や映像を表示することは可能ですが、デジタルサイネージ本来の目的である「画像や映像をより多くの人に訴求したり、その人の行動や思考に影響を与える」という観点から考えると、目的の実現にはデジタルサイネージが最適です。

4)外部周辺機器なしで稼働OK!

外部周辺機器なしで稼働OK!

DDSのデジタルサイネージは、本体にUSBメモリを差し込むだけでデジタルサイネージとして有効活用できます。メディアプレイヤー等が不要なので、外部機器やケーブルを用意する必要がなく、周辺がすっきりして見映えも良くなります。

一方、家庭用テレビでは、映すデータを送信するパソコンやテレビとパソコンをつなぐケーブルなど,複数の外部機器やケーブルが必要となることが多く、そうした機器をテレビ周辺に置くと、見映えが良くありません。
同時に、テレビ以外の外部機器の費用が追加で必要になります。

デジタルサイネージ用ディスプレイの利用が安心&安全

デジタルサイネージ導入のご相談の際、「安価な家庭用テレビを使えないか」というご相談が増えており、多くのお客さまが価格をしっかりと比較しながらデジタルサイネージの導入を検討しておられるのを感じます。しかし、家庭用テレビではデジタルサイネージ導入の目的を達成できない可能性が高いこともご承知おきください。
DDSはさまざまなタイプのデジタルサイネージ用ディスプレイをご用意しておりますので、お客さまの設置場所や設置目的、用途、ご予算などに合わせて最適なディスプレイをご提案させていただきます。

DDSを運営するDESIGNSは、デザイン会社のデザイン力やクリエイティブ力を生かしながら、最適なデジタルサイネージの活用方法を数多くご提案して実現してきました。目的や設置場所にマッチした最適なディスプレイ選びのご提案はもちろんのこと、デジタルサイネージで表示するコンテンツ企画や制作でお悩みの企業さまや店舗さま、施設さまは、お気軽にDDSにご相談ください。お客さまにとって最適なデジタルサイネージソリューションをトータルにご提案させていただきます。

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