渋谷区でデジタルサイネージの実証実験はじまる 区政情報や災害情報などを発信

大日本印刷株式会社(DNP)は、東京電力パワーグリッド株式会社(東電PG)、パナソニック株式会社、渋谷区と共同で、デジタルサイネージの情報発信についての実証実験を2019年1月15日から開始しました。
デジタルサイネージのコンテンツ面で実績のあるDNPと、東京に約5万基の配電機器をもつ東電PG、技術開発のパナソニックが組んだ形です。
今回の実証実験では、渋谷駅北側から渋谷区役所までの公園通り沿いの歩道にデジタルサイネージが4台設置され、区政情報やプロモーション、災害発生時に必要な情報を流し、それがどんな効果がもたらすかを検証するとのこと。

デジタルサイネージ

災害発生時にはディスプレイに避難情報などが表示される

DDS NEWSでは以前、ニューヨークのストリートにおけるデジタルサイネージプロジェクトについてお届けしました。今回はそれよりは規模の小さいものではありますが、日本でも街を舞台としたデジタルサイネージプロジェクトが増えている模様です。
すでに大阪の街中でもデジタルサイネージがあふれているように、これまでは商業分野で「広告」としての利用が目立ちました。行政が提供する公共性の高い情報にも、デジタルサイネージが積極的に利用される流れができるかもしれません。

【出典元】
大日本印刷・東電PG・パナソニック・渋谷区 渋谷区「公園通り」周辺で配電地上機器を活用したデジタルサイネージサービスの共同実証実験を1月より開始 | ニュース | DNP 大日本印刷

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