いろいろある?デジタルサイネージの屋外設置方法

デジタルサイネージの屋外設置を提案する際、お客さまから「屋外設置の方法、結構大変そうですね」と言われることがあります。デジタルサイネージを屋外設置する方法は複数あり、中には比較的簡単に設置できる方法もあります。
今回は、デジタルサイネージを屋外に設置する方法についてご紹介します。

屋外用壁掛型デジタルサイネージを設置する場合

屋外用壁掛型デジタルサイネージのイメージ

壁掛設置の場合、市販されている壁掛金具やスタンドのほとんどが屋外対応していません。このような屋外用ではない金具やスタンドを使用すると、錆びたり腐食する可能性があります。また、屋外用デジタルサイネージは重量があるので、市販の金具では支えられず、デジタルサイネージが落下してしまうリスクが出てくるため、基本的には市販のものは使用できないとお考えください。
既存の看板をデジタルサイネージに置き換える場合、看板で使っていたフレームが鉄製やコンクリート製などであれば、そのまま使用できます。デジタルサイネージを設置するベース部分はお客さまにご用意いただくのが基本となりますので、既存のフレームが再利用できない場合や新規設置の場合は、新たなベースをご用意いただくことになります。お値段は高くなってしまいますが、DDSでご用意することも可能です。

屋外用自立型デジタルサイネージを設置する場合

屋外用自立型デジタルサイネージを設置する場合は、「移動用キャスター」「アンカー固定(直打ち)」「アンカー固定(基礎工事あり)」という3つの設置方法があります。

設置方法1)移動用キャスター

屋外自立型キャスターのイメージ

屋外用自立型デジタルサイネージを設置する場合、最も簡単で安価に設置できる方法です。キャスター付きなので、納品先への運搬も簡単で、設置人員も少なくて済むため、設置費用が安く済みます。また、デジタルサイネージの天面にアイボルト(フック)があるので、そこにロープ状のものを通して固定すれば、転倒防止にもなります。
ただ、台風や暴風雨が発生する際は、お客さまの手で移動させる必要があります。

設置方法2)アンカー固定(直打ち)

屋外自立型サイネージ直打ちタイプのイメージ

接地面が平らなコンクリートなどであれば、デジタルサイネージの接地面に直接アンカーボルトを打設して設置することが可能です。接地面にタイルなどが貼られている場合は、あらかじめ外してコンクリート面を露出させておく必要があります。
直接アンカーを打設する場合は1日もあれば、設置は完了します。

設置方法3)アンカー固定(基礎工事あり)

屋外自立型サイネージ基礎工事のイメージ

デジタルサイネージの接地面に傾斜があったり、接地面に外せない床材がある場合、コンクリートの基礎を作る工事を行い、その上にアンカーボルトを打設して設置する方法があります。基礎工事を実施する分、設置工事費用は高くなってしまいますが、デジタルサイネージを正しい状態で安全・確実に設置する上では必要な工事となります。
なお、基礎工事を行った場合はコンクリートを乾燥させて固めるのに時間を要するため、その分工事期間も少し長くなります。

ユニック車で工事費用が高くなる?

デジタルサイネージの設置工事費の中でよくご質問いただくのがユニック車の使用についてです。
ユニック車を使用すると、当然ですが「車両手配費」がかかります。ただ、屋外用デジタルサイネージは、重いものでは300kgを超える製品もあります。ユニック車を使用せずに人力のみで運搬・設置することも不可能ではありませんが、ユニック車を使用しない場合に比べ、多くの作業員を手配することになります。特にアンカー固定を行う場合には、ユニック車の使用を推奨しております。
ただ、DDSではユニック車を使用して運搬・設置する場合と、人力のみで運搬・設置する場合の費用を算出し、より安価な方法をお客さまにご提案しますので、ご安心ください。
また、ユニック車を道路上で使用する際に必要となる「道路路使用許可申請」「道路誘導員」の手配もDDSで可能です。

ユニック車のイメージ

サイネージをフル活用するには設置工事が重要!

屋外用デジタルサイネージは、屋内用に比べて設置環境が厳しいケースが多く、その分、サイネージそのものの耐久性や防塵・防水性能が求められ、製品の重量も重くなります。その結果、設置工事の費用も屋内用に比べると高額になってしまいがちです。ただ、屋外用デジタルサイネージの強みやスペックを十分に発揮するには、設置工事の費用も必要不可欠なコストだと言えるでしょう。

DDSを運営するDESIGNSは、デザイン会社のデザイン力やクリエイティブ力を生かしながら、屋内用か屋外用かを含めて最適なデジタルサイネージの活用方法を数多く提案して実現してきました。目的や設置場所にマッチした最適なデジタルサイネージ選びのご提案をはじめ、設置場所のご相談、設置工事に関するご相談など、デジタルサイネージ導入でお悩みの企業さまや店舗さま、施設さまは、お気軽にDDSにご相談ください。お客さまにとって最適なデジタルサイネージソリューションをトータルにご提案いたします。

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