デジタルサイネージを窓際に設置するポイントとは?

店頭などで広告や販売促進にデジタルサイネージを活用・導入するなら、できるだけ多くの人に見てもらえる場所に設置しようと考えます。最近、そう考えたお客さまから多くいただくご要望が「屋内に設置したデジタルサイネージから、屋外に向けてガラス越しに映像を流したい」というもの。この場合に、はっきりくっきりした映像を表示するには『映り込み(反射)』を防ぐことが必要です。
そこで今回は、映り込みを防ぐ3つのポイントをご紹介します。

映り込みを防ぐ3つのポイント

ポイント1)デジタルサイネージの輝度を高める!

映り込みの例

屋内から屋外に向けて設置する際、使用するデジタルサイネージは、屋外用に比べて安価な屋内用で問題ありません。
ただ、屋内用ならどれでも屋外に向けて美しい映像が流せるわけではありません。
ここで注意すべきは『輝度』です。必要となる輝度は最低でも1,000cd以上日差しが当たるような場所であれば2,000cd程度の輝度を持つ屋内用デジタルサイネージディスプレイが必要です。

ポイント2)窓ガラスとサイネージ画面の距離を縮める!

映り込みの例

サイネージ画面に映り込みが発生している。

屋内から屋外に向け、窓やガラス越しに映像を流す場合、ガラスとデジタルサイネージの画面の距離に注意しましょう。デジタルサイネージとガラスの間に距離があると、窓ガラスに反射した外の風景が邪魔になり、デジタルサイネージから流れる映像が見づらくなります。
また、窓ガラスとサイネージ画面の両方に映り込みが発生すると、流している映像がさらに見づらくなります。特にデジタルサイネージの輝度が低いと、映像よりも反射した風景の方がはっきりと見えてしまいます。

そのため屋内から屋外に向けて設置する際は、できるだけ窓ガラスとデジタルサイネージ画面の間に空間を作らないことが重要です。窓ガラスとデジタルサイネージ画面との距離をできるだけ短くするため、窓際設置用スタンドを使いましょう。

ポイント3)反射防止加工を施す!

映り込みの例

反射防止加工を施したサイネージ

映り込みを防ぐ方法として、反射防止加工があります。これは、窓ガラスやデジタルサイネージ画面に反射防止ガラスを用いたり、反射防止フィルムを貼るという方法です。
最近の液晶ディスプレイは、ハーフグレアやノングレアといった処理がされているので、基本的にはこうした反射防止の対策がなされたデジタルサイネージを選ぶことをオススメします。

ここで注意すべき点が2点あります。ひとつは、反射防止加工で完全に反射をなくせるわけではないということ。もうひとつは、反射防止フィルムを貼った場合、デジタルサイネージディスプレイの明るさがわずかながら低下しまうことです。

しかしながら、明るい場所に設置するなら反射防止を施した方が確実に視認性は上がります。DDSのデジタルサイネージは、製造段階で製品ごとに輝度の調整や反射防止加工を施すことが可能ですので、お気軽にご相談ください。

直射日光による温度変化にも注意

屋内用デジタルサイネージを屋外の人に見ていただくには、直射日光が当たる場所に設置する可能性があります。
設置する屋内用デジタルサイネージが、直射日光による高温に耐えられるかどうかにも気を配りましょう。さらにデジタルサイネージ本体の耐熱、放熱、冷却の手段が確保できているかも確認、対策をしましょう。

映り込み防止は実績のある業者に相談&依頼を

デジタルサイネージの購入、設置は決して安い投資ではありません。だからこそ、少しでも低コストでより多くの人に情報を伝えたいと考えるのは当然のことです。ただ、必要なところに費用を掛けずに設置すると、映像自体が見にくくなり、本来の目的が達成できないだけでなく、ブランド価値を損なう可能性があります。

反射はどんな高性能なデジタルサイネージでも起こる可能性があるものです。だからこそ、デジタルサイネージに関する相談や購入、設置の依頼は、しっかりとしたノウハウを備え、多数の実績を持つ業者に依頼しましょう。それだけで現場で起こる問題を回避できる可能性が高まります。DDSは多数の設置実績を持ち、あらゆる設置現場に対応するノウハウを備えています。

DDSを運営するDESIGNSは、デザイン会社のデザイン力、クリエイティブ力を生かしながら、最適なデジタルサイネージの活用方法を数多くご提案し、多数採用されてきました。デジタルサイネージの導入や活用、効果が見込めるコンテンツの作成をご検討されている企業さまや店舗さま、施設さまは、お気軽にDDSにご相談ください。お客さまにとって最も効果的で最適なデジタルサイネージをトータルにご提案させていただきます。

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