デジタルサイネージにコンテンツを配信する方法は2つあります。1つはUSBメモリやSDカードに入ったコンテンツデータを各ディスプレイに挿す『スタンドアロン型』、もう1つはインターネットを使ってコンテンツ配信を行う『クラウド型』です。DDSでは、複数のデジタルサイネージを利用するお客さまには、クラウド型をおすすめしています。
今回は、クラウド型のメリットや具体的な機能、配信コンテンツの種類などについてご紹介します。
クラウド型が持つ3つのメリット!
メリット1:1台のPCで複数のサイネージを一括管理できる
クラウド型なら、複数のデジタルサイネージをたった1台のパソコンで一括管理することが可能です。クラウド型には複数店舗に1台ずつ設置している場合と、1店舗の中に複数のサイネージを設置している場合がありますが、どちらの場合でも一括管理できます。
メリット2:複数台や遠隔地でもタイムラグなしで操作OK
クラウド型デジタルサイネージは、遠隔地から表示スケジュールや掲載コンテンツを変更するのはもちろん、複数台のデジタルサイネージの表示内容を同時変更するのもOK。全店セールやキャンペーンなど、時間正確性や同時性が求められるコンテンツも同時展開が可能です。
メリット3:コンテンツ更新が超簡単になる
表示したいコンテンツの変更が非常に簡単になります。紙のポスターのように剥がして貼って…という手間がありません。コンテンツ変更が簡単になったことで、たとえば表示内容のABテストなど、さまざまなマーケティング施策を気軽に試せるようになります。
クラウド型ならではの3つの機能
コンテンツの一括配信/更新
クラウド型デジタルサイネージなら、たった1台のPCからすべてのサイネージのコンテンツを一括で配信したり更新したりできます。万が一、コンテンツの表記ミスが発覚した場合や、急遽キャンペーン内容などが変更になった場合も、1台のパソコンから即座に修正や変更ができます。
サイネージ稼働状況のリアルタイム確認
1台のパソコンから全デジタルサイネージの状態が把握できます。コンテンツ配信が完了しているかどうか、コンテンツが正しく表示されているかを確認することができます。ポスターのように店舗スタッフに任せる作業がないため、店舗スタッフの負荷軽減に加え、掲示忘れのような事態が起こらなくなります。
タイムスケジュール機能(更新日時の予約)
キャンペーン開始日や終了日、開始時間や終了時間をパソコンの前で待つ必要はありません。クラウド型ならタイムスケジュール機能を利用して、コンテンツの変更を事前に予約登録しておくことができます。これにより、全店舗あるいは特定の店舗のみを指定して、同時に告知を開始したり終了することができます。
配信可能なコンテンツ
静止画
写真はもちろんのこと、Illustratorやパワーポイントで作成したコンテンツを表示します。
動画
動画の再生も可能です。最近はドローンで撮影した動画コンテンツを配信するお客さまも増えています。
テロップ
管理端末から文章を入力して送信ボタンを押せば、静止画や動画を配信する画面の端にテロップを流せます。
天気情報やニュース
有料オプションとなりますが、天気やニュースといった情報を配信することも可能です。
WEBサイト
Webサイトの表示も可能です。タッチパネル操作が可能なデジタルサイネージなら、お客さまご自身で操作していただけます。
災害時の緊急放送
「Alertmarker+(アラートマーカー)」を併用すれば、台風や地震などの災害発生と同時に、自動的に緊急放送に切り替わり、非難誘導や災害情報の提供を行うことができます。
クラウド型の便利さは一度使うとやめられない?!
クラウド型デジタルサイネージのメリットや機能、配信可能なコンテンツについてご紹介してきました。多拠点・多店舗展開をする企業さまにとって、非常に便利なシステムだと思います。スタンドアロン型に比べ、月間数千円のランニングコストは余分に必要です。しかし、トラブルや確認のために担当者が各店舗に赴く交通費や時間コストを考慮すれば十分に『モトが取れる』仕組みではないでしょうか。
DDSを運営するDESIGNSは、デザイン会社のデザイン力、クリエイティブ力を生かしながら、最適なデジタルサイネージの活用方法を数多くご提案し、多数採用されてきました。デジタルサイネージの導入や活用、効果が見込めるコンテンツの作成をご検討されている企業さまや店舗さま、施設さまは、お気軽にDDSにご相談ください。お客さまにとって最も効果的で最適なデジタルサイネージをトータルにご提案させていただきます。