デジタルサイネージの導入を検討されているお客さまに、よく聞かれる質問がいくつかあります。そのひとつが納品に関するご質問です。お客さまの中には、搬入費用の削減に知恵を絞る方もいらっしゃいます。
しかし、実際に搬入や設置の様子をご覧になると「自分たちで搬入するのは無理だと理解しました」「納品作業を任せて良かった」とおっしゃっていただくケースがほとんどです。
そこで今回は、デジタルサイネージの納品についてご紹介します。
お客さま自身で設置可能なデジタルサイネージも存在する
すべてのデジタルサイネージについて、搬入と設置を業者に任せるべきというわけではありません。屋内用の壁掛型サイネージであれば、ダンボール梱包になっていることも多いため、お客さまによる設置も可能です(もちろん、ご依頼いただければ開梱&設置作業もお受けします。仕様によっては段ボール梱包でお届けできない製品もあります)。
一方で、写真のような木箱で届くタイプのものであれば、搬入から設置まですべてをお任せいただくようにしています。その理由として、デジタルサイネージ特有の注意点と手間の多さが挙げられます。特に、屋外用の自立型サイネージや大型サイネージは梱包状態が大きく非常に重いため、チャーターしたトラックでの配送になります。そして、サイネージの重さに耐えられるようダンボールではなく木箱で届きます。イメージとしては家庭用テレビではなく、工業機械や大きな工業製品だと考える方が近いかもしれません。
重量級サイネージの搬入&設置は、プロの知識と経験が必要
では、納品の流れに沿って、各工程をご紹介していきます。
1)搬入
大型で重いサイネージは、当然のことながら2名以上で搬入します。トラックに据え付けられた電動リフトを使わないと、荷下ろも大変です。しかも、サイネージディスプレイは精密機械なので強い衝撃は厳禁。頑丈な梱包用木箱に入っている状態でも細心の注意を払います。たとえば、トラックから設置場所に運ぶまでの間は、壁や突起物に接触するのはもちろん地面に置く際も気を遣います。
2)開梱
設置場所まで搬入できれば、次は開梱です。
デジタルサイネージの搬入や設置の経験が豊富なパートナー会社とDDSスタッフが協力して開梱作業を行います。
スムーズに開梱作業を進めるには、木箱の中にどのような状態でサイネージが収められているかを理解していなければなりません。収納状態を知らない業者が行うと、開梱時にサイネージを倒したり傷つけたりすることもあるので、知識やノウハウを持っている業者に依頼する方が安全・安心です。
3)設置
設置作業は基本的にDDSスタッフが行います。
デジタルサイネージの設置作業を数多く経験しているスタッフが担当するので設置や配線作業もご安心ください。
何かあれば気兼ねなく質問や状況把握、今後の相談をしていただけます。また、万が一の不具合やトラブルにも迅速かつ適切に対応いたします。
4)撤収
設置が完了すれば、最後に撤収作業となります。
設置場所周辺を清掃し、木箱などの梱包材もDDSが持ち帰って処分します。もしお客さまがご自身で搬入&設置を行った場合、開梱後の木箱を処分する手間もかかります。
こうした面倒な廃材処分も、プロに依頼するべき理由のひとつと言えます。
豊富な知識や経験が搬入や設置のクオリティを左右する
デジタルサイネージの導入については、ディスプレイやシステムの性能だけでなく、設置&搬入のクオリティも重要です。事前の作業スケジュール通りに進めるのはもちろん、時には営業中の店舗内で設置作業を行うこともあります。そんな時は、最低限の接遇能力や作業スタッフ一人ひとりの身なりや所作、店内のお客さまにとって邪魔にならない動きや的確な段取りなども求められます。こうした点に関しても、DDSはサイネージの搬入や設置経験が豊富なスタッフが担当する体制を整えています。
DDSを運営するDESIGNSは、デザイン会社のデザイン力、クリエイティブ力を生かしながら、最適なデジタルサイネージの活用方法を数多くご提案し、多数採用されてきた実績があります。デジタルサイネージの導入、活用をご検討されている企業さまや店舗さま、施設さまは、お気軽にDDSにご相談ください。丁寧にお話をうかがい、お客さまにとって最も最適なデジタルサイネージをご提案いたします。