有機ELはデジタルサイネージに使えるの?

DDS NEWS編集部
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最近、家電量販店でも有機ELテレビが数多く並んでいます。
有機ELテレビは、高いコントラストと美しい映像を再現する機能を搭載しており、各メーカーとも映像や音響へのこだわりをすべて詰め込み、自社の威信をかけた製品が多いようです。

しかし、今後普及が進めば販売価格が低下し、一般家庭やビジネス用途での活用が進むでしょう。
もちろん、デジタルサイネージ用途で使用されるケースも増えてくるはずです。
有機ELディスプレイをサイネージ用途で使用する場合のメリットや注意点について、現時点の有機ELテレビをもとに考えてみましょう。

目次

有機ELのメリット3つ

有機ELには、大きなメリットが3点あります。

メリット1)薄くて軽い

有機ELテレビ
有機ELは自発光するため、液晶ディスプレイで必要なバックライトが不要
です。それにより、ディスプレイの構造を単純化できるため、画面を薄くできます。
それに伴ってディスプレイの重量も軽くなり、さらなる大画面化を可能にしながらも設置場所の制限は受けにくくなります。有機ELなら大画面でも最小限の補強で壁に設置できます。

メリット2)曲面ディスプレイも可能

曲面ディスプレイ

有機ELの画面は、液晶画面に比べて柔軟性が高いという特徴があります。
この特徴を生かしたのが曲面ディスプレイです。

一般家庭のテレビにはあまり必要ありませんが、デジタルサイネージ用ディスプレイとしては大きなメリットです。
従来の液晶やLEDでは実現できない、まったく新しい表現や設置場所を生み出します。

メリット3)高コントラストで映像が精彩、視野角が広い

有機EL最大の特徴は、素子のひとつひとつが自発光する点。
これにより発色が良く液晶画面が苦手な黒色もしっかりと再現できます。

さらにはバックライトで照らす液晶テレビのような色ムラもなく、
有機画面はコントラストに優れた鮮やかで非常に美しい映像を表示してくれます。
しかも視野角は180度。真横から見ても映像の中身がはっきりと見えます。

有機ELの注意点3つ

有機ELの導入に当たっては注意すべき点もあります。

注意点1)製品寿命

最大の注意点がパネルの寿命です。

有機EL画面の寿命は3万時間程度とされていますが、液晶画面は6万時間程度とされています。
3万時間という製品寿命は、自宅での使用にはさほど問題ないのですが、
24時間365日表示する可能性があるデジタルサイネージ用ディスプレイとしては心許ないといえます。

また、固定表示部分が画面上に残像として残る現象(焼き付き)が起こる可能性があります。

注意点2)液晶と比べて明るさがない

有機EL画面は、液晶画面に比べて暗いという事実があります。
日常的には問題ない明るさですが、南向きの壁面で浸りが良い場所などに設置した場合、画面が見えづらくなります。

注意点3)導入コストが高い

近年、有機EL画面のが価格は低下傾向ですが、それでも液晶画面に比べると高価です。
今後の普及具合によって価格低下が起こるでしょうが、まだ少し先のことでしょう。

また、現時点で大画面モデルしか存在しない点も製品価格が高額な原因のひとつといえるので、今後の技術革新が望まれます。

有機ELディスプレイ、設置するならこんな場所に!

有機EL画面をデジタルサイネージ用ディスプレイとして活用する場合、
その良さを存分に発揮できる設置場所や用途はどんなシチュエーションになるのか想像してみました。

1)奥行きのないスペースでの設置

奥行きがない空間は、画面の厚みがある液晶ディスプレイは設置しづらいのが現状です。
そんな場所でも極薄の有機ELディスプレイなら設置が可能になります。

2)空間の演出を目的とした用途での設置

正面からみた有機ELテレビ

高精細で動きに強い表示方式のため、
スポーツ中継や人の動きを映し出すような映像コンテンツとの相性が非常に良いです。

すでに導入されている有機ELサイネージ

有機ELディスプレイをデジタルサイネージディスプレイとして活用する手法は、すでに駅ナカコンビニでの実証実験という
形で実施されています。従来の液晶ディスプレイよりも画質や色の再現性、広視野角な点などで優位性を生かし、従来のポスターやPOPの代用として使用されています。
確かにスペースに限りがある駅ナカコンビニなら、有機ELの薄さをもってすれば設置の自由度もかなり高まるでしょう。

有機ELディスプレイもDDSで取扱OK!

従来の液晶ディスプレイに比べて圧倒的に薄さや軽さを備え、
液晶画面やLED画面では設置が困難なスペースに設置できるのは、有機ELディスプレイの大きなメリットです。
また、ディスプレイを曲面にするなど、空間演出目的などの使い方も可能な点も大きな魅力です。

もし、皆さまが有機ELディスプレイをデジタルサイネージ画面として導入する場合は、上記のようなメリットや注意点を考慮しながらご検討ください。
DDSを運営するTT DESIGNは、デザイン会社として多くのWebサイトやポスター、販促物を制作してきました。こうしたデザイン力、クリエイティブ力を生かしながら、業務効率アップやコスト削減につながるデジタルサイネージの活用方法をご提案させていただいています。

DDSでは、有機ELディスプレイも取り扱い可能です。
有機ELを活用したデジタルサイネージの導入をご検討されている企業さまや店舗さま、施設さまは、
お気軽にDDSにご相談ください。

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