ネットワーク型サイネージの成功はネット環境で決まる?!

DDS NEWS編集部
DDS NEWS編集部

ネットワーク型サイネージは、インターネットと接続できる通信機能を備えたサイネージを指し、
ディスプレイの設置場所に行かなくても、遠隔地やネットワークセンターからコンテンツやメニューの変更ができます。
さらに、複数の端末を遠隔地から一括管理できるという大きな運用上のメリットもあります。

しかし、サイネージの設置場所に有線もしくは無線(Wi-Fi)のインターネット環境が必要となります。
実は、ネットワーク型サイネージを円滑にストレスなく運用するには、このネット環境が重要なポイントになります。
というのも、DDSがサポートさせていただいたネットワーク型サイネージ設置案件において、ネット環境に頭を悩ませることが少なからずあったのです。

今回は、このネットワーク型デジタルサイネージを運用するにあたり、ネット環境における重要な確認ポイントをご紹介します。

目次

設置予定場所のネット環境、電波強度を確認すべし!

ネットワーク型デジタルサイネージを設置する上で、ベストなネット環境は有線LANにサイネージ端末を接続することです。
モデムとの間の距離や、壁や天井の障害物に関係なく安定的に通信を行うことができるからです。しかし、ルータとサイネージの距離が離れているために有線LANでは接続できないケース、あるいは屋外に設置するため有線LANの配線が困難なケースなど、有線LANでの接続が難しいサイネージ設置環境が多いのも事実です。

そこで登場するのが無線LANです。
まず有線LANに比べて配線が少なく、物理的なラインを必要としないので、サイネージの設置場所に関係なくネットワークの構築が可能です。
すでにWi-Fi環境があれば、簡単にネットワークを構築できるため、サイネージの設置も容易になりますし、設置の自由度も飛躍的に高まります。

サイネージ設置しかし、Wi-Fiの電波が届く範囲は数十メートル、壁や障害物があればさらに範囲は狭くなり、ルータと離れるほど電波は微弱かつ不安定になります。
そうなると、コンテンツ更新ができない事態に陥る場合もあるので注意が必要です。

必ず事前にWi-Fiの電波強度を測定し、距離や設置場所がWi-Fi通信に問題ないかを確認しましょう。電波強度を確認するには、スマートフォンアプリが便利です。



Wi-Fi電波が弱ければ中継器を使用せよ!

ネットワーク型サイネージをWi-Fiを利用した無線LANでネット接続する場合、ルータとサイネージの間は、できるだけ距離を短くし、障害物も少なくした方が電波が強く安定します。

しかし、ルータの位置と設置場所の兼ね合いで、壁を隔てた場所や、距離が離れた場所への設置となることもあるでしょう。
また、大きな建物の場合、建物端ほど電波が弱くなりやすいのも事実です。

また、これまで多くのネットワーク型サイネージを設置してきたDDSの経験では、特にホテルやレストランなどにネットワーク型サイネージを設置する場合は注意が必要です。なぜなら、時間帯によってはWi-Fi接続が困難になったり、速度が遅くなるケースが多いためです。

ルータとサイネージの距離が離れ、Wi-Fi電波が弱くなったり不安定になる場合は、市販のWi-Fi中継器の設置を検討しましょう。
また、30階を超えるような高層階では、Wi-Fiはさらにつながりにくくなり、地上だと中継器1台で問題ない距離でも2台つながないと安定した電波を受け取れないことがあります。

サイネージ 導入

Wi-Fiで使われる2.4GHzと5.8GHzの違い

Wi-Fiで使用される無線電波は2.4GHzと5.8GHzがあり、それぞれ特徴があります。

一般的に2.4GHzは壁や床などの障害物に強く、電波が遠くまで届きやすいのですが、さまざまな製品で利用されているため、場所によっては電波が混雑して不安定になることもあります。

一方、5.8GHzは、高速かつ繋がりやすい上に安定していますが、通信距離が長くなると電波が弱くなります。
それぞれの長所と短所を見極め、利用環境に応じた帯域を選択することをおすすめします。

有線もWi-Fiも厳しければ格安SIMカードを利用せよ!

ネットワーク型サイネージを利用するには、必ずインターネットに接続できる環境が必要になります。
有線LANもしくは無線LAN(Wi-Fi)を利用するのが一般的ですが、もし導入が困難な場合は格安SIMカードを用いることで低コストでの運用が可能になります。

SIMカードとは、スマートフォンなどに使われている小さなICチップのことで、格安SIMカードは文字通りMVNO(仮想移動体通信事業者)が提供している『格安で利用できるSIMカード』を指しています。この場合、格安SIMカードを入れたドングルをサイネージ本体に接続、もしくは格安SIMカードを入れたSTB(セット・トップ・ボックス)を本体に接続して使用します。

どのMVNOの格安SIMカードを利用するかについては、お客さまが契約しやすい会社で良いと思います。
気になるのは、どのプランで契約するかです。

更新するコンテンツの内容や更新頻度にもよりますが、月に数回程度の更新であれば、容量1〜2GBで月1000円程度のデータ通信プランで十分と思われます。
まずはその程度のプランで契約し、使用量を確認しながらプラン変更することをおすすめします。

更新頻度が高い、もしくは大容量コンテンツを取り扱うなどの場合は、サイネージ専用のルーターもございますのでDDSまでお気軽にお問い合わせください。

サイネージ STB

ネットワーク型サイネージを生かすも殺すもネット環境しだい

せっかくネットワーク型サイネージの導入を決めて更新スケジュールなどを整えても、ネット環境が不安定なためにつながりにくい事態になってしまうと、せっかくの投資や準備が水泡に帰すことになりかねません。
サイネージやコンテンツの準備に加えて、ネット環境の確認や準備もしっかりと進めましょう。

デジタルサイネージを活用した業務効率化やコスト削減に興味がある企業さまや店舗さまは、ぜひ多数のデジタルサイネージ導入の実績を持つDDSにご相談ください。

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