香港のサイネージ事情

abe.ichiro
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香港 サイネージ

世界有数の金融都市であり、多くのビジネスマンや観光客が足を運ぶ香港。前回レポートした深センに続き、今回は香港で見たデジタルサイネージをご紹介していきます。

(なお、スケジュールの都合で香港には一部のエリアしか視察できなかったため、本記事で紹介する内容はあくまで「香港の一部分」であることをご承知おきください)

目次

香港国際空港

飛行機で到着して一番最初に出会うのサイネージがこちら。進行方向に沿って並ぶ柱に55インチほどの液晶2台によるマルチディスプレイが設置されています。下の同じコンテンツを流しています。これにより動きのあるコンテンツでもターゲットが見逃すことがありません。日本の駅や空港でもこの手のデジタルサイネージは多く見られ、もはや公共交通機関では定番です。

入国審査を終え、荷物を受け取ってロビーへ。ここには大型LEDビジョンがあります。流れているコンテンツは空港内の案内のほか、Wi-Fiレンタルの案内など旅行者向けのものが中心。空港内には同じような大型ビジョンが複数設置されています。やはり液晶と比べて輝度が高く視野角も広いので、離れた場所からでもよく見えます。

香港空港のデジタルサイネージ

大型LEDディスプレイ。空港内の様々な場所に設置されている。

空港内を歩いていると、生演奏のコンサートに遭遇。大型LEDビジョンの真下に設けられたステージ上には、液晶のマルチディスプレイが。ベゼル(ディスプレイの縁)が目立つのがちょっと気になります。残念ながらリハーサル中で、本番の演奏は聴けませんでした。

香港空港のデジタルサイネージ

マルチディスプレイのベゼルがちょっと気になるところ。ステージ真上には大型LEDビジョン。

AIカメラを使ったおもしろいサイネージもありました。ディスプレイの前に立って身体を動かすと、画面の中のロボットが同じ動きをするというもの。AI開発企業のプロモーションのようです。通り掛かる親子連れで賑わっていました。こうしたセンシングサイネージもここ最近見かける機会が増えてきました。

 

ロビーを抜け、タクシー乗場へ向かう通路には85インチほどの液晶デジタルサイネージが並んでいまいた。地面に埋め込まれた常設型で、全ディスプレイが連動して同じコンテンツを表示しています。コンテンツの内容は観光案内というよりもビジネスマン向けのものがメインでした。ちなみに、こうした通路のような場所に設置する場合は、このように歩行者の動線に対して正対して設置するのが基本です。

85インチほどの大画面の液晶ディスプレイが並ぶ。

香港市街のデジタルサイネージ

九龍駅

香港市街への移動は「エアポートライナー」という電車が便利。香港国際空港から乗り換えなしで移動できます。途中、「九龍(クーロン)駅」で下車すると、香港市街地が見えました。高層ビルが密集する様子はなかなかの迫力です。市街地から結構離れてるこの場所からでも、ビルに設置されたLEDビジョンが確認できました。この距離はちょっと極端ですが、やはりLEDは屋外での視認性に優れています。

香港 デジタルサイネージ

九龍駅から見た香港市街。

香港 デジタルサイネージ

ビルに設置された大型LEDビジョンが見える。

地下鉄

地下鉄構内や通路にも大型LEDビジョンや液晶サイネージが目に付きます。なかでも一部の界隈では有名(?)なのがこちら。エスカレーターに沿って連続して並ぶデジタルサイネージです。昇り・降りそれぞれ14面、合計28面の液晶ディスプレイが設置されています。コンテンツは全て同期・連続していて、エスカレーターを利用する人へ高い訴求効果が期待できそうです。

香港最大のショッピングモール「ハーバーシティ」

「ハーバーシティ」は450以上の店舗、飲食店、映画館や3つのホテルが入った香港最大のショッピングモールです。スケジュールの都合で一部のエリアしか回れなかったのですが、いたるところにデジタルサイネージが設置されている様子を見ることができました。たくさんのテナントが立ち並ぶモール内で、それぞれのブランドがサイネージをうまく使いながら世界観を表現しています。

 

下の動画は、ショーウインドウの背景にLEDビジョンにしている様子です。左右の壁と床は鏡になっており、独創的な世界観を表現しています。

 

店内には液晶のサイネージを設置している店が多くありました。普通に歩いていても視界の端に動画コンテンツが見えるので、思わずその方向に目がいってしまいます。アイキャッチ効果が非常に高いです。

 

ここまで紹介してきましたように、ハーバーシティでは空間演出やアイキャッチにデジタルサイネージが積極的に活用されています。実際に歩いてみると実感するのですが、動画を流せるデジタルサイネージはとても目を引きます。見るつもりはなくても、視界の端で動くのでついつい見てしまうのです。日本のショッピングモールや店舗を考えてみても、こうしたサイネージの使い方は大いに参考になると思いました。

 

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