クラウドサービスでデジタルサイネージにかかるコストを削減!

近年、デジタルサイネージは広告や情報発信の手段として広く普及していますが、効果的な運用にはコンテンツ制作や配信、管理など運用コストが必要です。
そこで注目されているのが、クラウドサービスを活用したデジタルサイネージです。クラウドサービスの活用によって、導入コストや運用コストを大幅に削減できます。
今回は、コスト面からクラウドサービスのメリットを考えながら、導入時の注意点や導入事例を紹介します。

クラウド型デジタルサイネージのコストメリット

クラウド型デジタルサイネージを活用するメリットは、以下のとおりです。

    ★ 初期費用を抑えられる

    コスト削減イメージ写真

    サーバーをはじめとするハードウエア要件が大幅に削減されます。

    オンプレミス型だと、サーバーの他にもネットワーク関連機器、さらに、それを運用するエンジニアスタッフが必要になります。

    クラウド型デジタルサイネージでは、その大部分が必要ありません。
    最小限の環境としてはパソコン、ディスプレイ、インターネット接続環境があれば即時デジタルサイネージの導入が可能な上、初期費用も大幅に少なくて済みます。

    ★ ランニングコストを削減できる

    システムの保守やアップデート、サーバーの運用などはクラウドサービス事業者が実施します。クラウドサービス利用者に特別なコスト負担はなく、すべて月額の利用料で賄われます。サーバーの修理や消耗品管理も不要となり、運用維持にかかる費用も削減できます。

    その結果、クラウド型デジタルサイネージの月額ランニングコストは、オンプレミス型に比べて大幅に低くできます。

    ★ 運用・管理が簡単

    コンテンツの更新や配信をクラウド上で行うことができるため、遠隔地からの運用・管理ができるようになります。

    特に複数台のデジタルサイネージを導入している場合、1台のパソコンですべてのデジタルサイネージの状況をリアルタイムで把握できます。コンテンツ更新においても、全デバイスの一括更新などを1台のパソコンで実施できるため、人的ミスを大幅に減らすことができます。

    また、あらかじめサイネージごとに設定しておけば、自動的にコンテンツ更新なども行われるので、一括同時更新はもちろんのこと、夜間更新や一部デバイスのみの更新など、戦略やコンテンツ内容に応じて自動化できるため、スタッフの負担も最小限に抑えられます。

    ★ セキュリティ対策が充実

    クラウド型は情報漏えいをはじめとするセキュリティ対策にも大きな効果があります。

    スタンドアロン型のデジタルサイネージの場合、1台ずつUSBを差し込んで更新して外して別のデジタルサイネージを更新するために差し込む…を繰り返すことになりますし、離れた場所にあるデジタルサイネージを同時に更新する場合は多くのUSBメモリを送付する必要があります。ご配送や担当者の操作ミスによりデータ漏えいや改ざん、紛失のリスクが大きいと言えるでしょう。

    しかし、クラウド型の場合、担当者のパソコン1台で全デジタルサイネージの更新操作ができ、データ漏えいや紛失、誤操作のリスクを最小限にできます。

    また、クラウドサービス事業者がセキュリティ対策に力を入れているため、自社でセキュリティ対策を講じるよりも安全に運用できます。

クラウド型製品導入事例のご紹介

クラウド型デジタルサイネージサービスを活用した導入事例の一部、ご紹介します。

  • 不動産の場合
  • 店舗に設置したデジタルサイネージのキャンペーンや不動産情報のコンテンツを、クラウド上で一括管理しています。

    DDS実績

    近鉄不動産様 https://d-d-s.jp/casestudys/kintetsu-2/

    近鉄不動産様_55インチ屋外自立型デジタルサイネージ

  • 飲食店の場合
  • メニューや期間限定キャンペーン情報をクラウド上で管理し、更新や配信を行います。

    DDS実績

    ホテル京阪様 
    https://d-d-s.jp/casestudys/hotel_keihan02/

    ホテル京阪様_55インチ屋外自立型デジタルサイネージ

  • 公共施設の場合
  • サービスに関する情報をクラウド上で作成し、サイネージに配信しています。

    DDS実績

    京福不動産様 
    https://d-d-s.jp/casestudys/keifuku/

    京福不動産様_55インチ屋外自立型デジタルサイネージ(両面)

    導入には注意点もある!

    デジタルサイネージでクラウドサービスを導入する際は、以下の点に注意する必要があります。

    1. セキュリティ対策
    2. クラウド型を採用すれば初期費用を下げることができますが、クラウドサービス事業者によってセキュリティ対策の内容やレベルは異なります。

      契約前に各サービスのセキュリティ対策をしっかりと確認しましょう。

    3. データのバックアップ
    4. クラウド型デジタルサイネージでも、クラウドサービス側の障害やサービス停止によりデータが消失するリスクはゼロではありません。

      データが消失してしまった場合に備えて、こまめにバックアップを取っておくようにしましょう。

    5. ランニングコスト
    6. クラウド型のデジタルサイネージは、オンプレミス型などと比べてランニングコストは低くなります。
      しかし、クラウドサービス事業者によって料金体系が異なります。

      必ずクラウドサービス事業者間で価格とサービス内容を比較検討しましょう。

    まとめ:クラウド型は次世代デジタルサイネージの主役

    クラウド配信イメージ

    今回は、クラウドサービスでデジタルサイネージにかかるコストを削減するために、クラウド型デジタルサイネージの導入メリットや注意点、実際の事例などを紹介しました。

    クラウドサービスを活用したデジタルサイネージは、初期コストや運用コストを大幅削減できる次世代のデジタルサイネージです。セキュリティ対策やデータのバックアップといった注意すべき点もありますが、これらは適切な対策を講じれば解決できます。

    デジタルサイネージの導入を検討している方は、クラウドサービスのメリットとデメリットを理解した上で、導入目的や予算に合わせて、デジタルサイネージのプロに相談して選ぶことをおすすめします。

    DDSを運営するDESIGNSは、デザイン会社のデザイン力やクリエイティブ力を生かしながら、デジタルサイネージによるコストダウンの提案や、使用用途や設置場所に合った最適なデジタルサイネージをアドバイスしてきました。デジタルサイネージ導入においてトータルコストを重視する企業さまや店舗さま、施設さまは、お気軽にDDS担当者にご相談ください。お客さまにとって最適なデジタルサイネージソリューションをトータルに提案いたします。

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