まさに未来のデジタルサイネージ!話題の『ダイナミックDOOH』を紹介!

abe.ichiro
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こんにちは!ライターの阿部です。

突然ですが、『ダイナミックDOOH』という言葉をご存知でしょうか??「OOH」とは「アウト オブ ホーム(Out Of Home)」のことで、「屋外広告・交通広告」を指します。これに“D(=デジタル)”の頭文字がついて「デジタル アウト オブ ホーム」、デジタルサイネージのことですね。そこにさらにもうひとつ“D(=ダイナミック)”を付け足したのが『ダイナミックDOOH』なのです!!

 

…さっぱりなんのことかわかりませんね笑

でもこのダイナミックDOOH、とてもすごいのです!なにがすごいのか…言葉ではなく動画でお届けしましょう!

目次

六本木駅 大江戸線ホーム

まずはこちらの動画をご覧ください。2014年に六本木駅でおこなわれたデジタルサイネージの実証実験の動画です。

とくに変わった様子もない、モデルさんが映った広告。はじめは「ん?これのどこがすごいの…?」と思うのですが、本当にすごいのはこのあと。

なんと!電車がホームに入ってくると、画面に映ったモデルさんの髪とスカートが風に揺れはじめました!まるで電車の風圧が画面の中にも通り抜けたようなリアルさ!目を見張っていると、画面が静かに変わって雑誌の宣伝に…なるほど、これは思わず見入ってしまいますね。

これは電車が駅を通過する時刻に合わせて画面のモデルさんの髪とスカートが揺れ動くようにプログラムされた広告で、このようにリアルタイムで外部情報とリンクしたデジタルサイネージの広告表現を『DDOOH=ダイナミック デジタル アウト オブ ホーム』と呼びます。この動画の例では、駅のホームという場所の特性を検証し、「どうすれば電車を待つ人の関心を惹けるか?」を考え抜いた広告表現ですね。電車の到着を待つ間というのは必ずしも快適な時間ではありませんが、電車の到着と一緒にこんな遊び心溢れる広告が流れたら、ふっと気持ちも軽くなるのではないでしょうか。

動画の後半はシャンプーの広告。こちらは人が近づくとそれを感知して広告が流れるという仕組み。まるで自分にだけに広告が投げかけられているような気がして、思わず足を止めて見入ってしまいそうです。

イギリス ブリティッシュ・エアウェイズのダイナミックDOOH

次は海外の事例。イギリスの航空会社「ブリティッシュ・エアウェイズ」のダイナミックDOOHです。

巨大なディスプレイに小さなこどもが映し出されています。するとその左奥から離陸直後の飛行機が横切ります…なんと!ディスプレイのこどもが立ち上がり、飛び去る飛行機を指差しながら駆け出したではありませんか!同時に画面には飛行機の便名と行先が。なるほど、いま離陸した飛行機のことだったのですね!

この壮大なDDOOHにはフライト情報から飛行機がちょうどディスプレイの真上を通過する時間を計算し、ぴったりのタイミングでこどもが立ち上がるようにプログラムされています。さらに周囲の気象情報とも連動しているというから驚きです。ぴったりのタイミングでこどもが立ち上がっても、その日が曇りや雨だったら飛行機が見えません。そこまで計算してこのユーモアに満ちた広告が成立しているのですね!思わず飛行機で旅行に行きたくなるような広告です。

スウェーデン 企業の健康推進キャンペーン

こちらはスウェーデンの街中に設置された事例です。

なんと、たばこを吸っている人が近づくと、ディスプレイの男性が煙たそうに咳き込みはじめました!これには歩行者もびっくりしています。喫煙者のみなさんにはちょっとバツのわるい仕掛けかもしれませんね笑

これはスウェーデンで薬局チェーンを展開している企業と広告会社が企画したもので、健康的な生活習慣を訴えかけるキャンペーンのようです。ディスプレイに煙を感知するセンサーが付いており、たばこの煙に反応してディスプレイの中の男性が反応するという仕組みですね。街中でこんなふうに咳きこまれたら、「ちょっと禁煙してみるか…」という気持ちになりそうですね。

AI技術を導入した最先端事例

こちらは今話題のAI=人工知能をデジタルサイネージに取り入れた最新技術です。

誰かがディスプレイに近づくと、AIが年齢や性別などを自動的に認識。さらにその人の視線の動きを感知しておすすめの商品を表示するという、なんとも驚きの広告表現となっています。実際にこの広告を目にした人は「自分のことをわかってくれて、商品をおすすめしてくれた!」という感覚を覚えるでしょう。まさに見る人の心に響く広告ですね!AIはあらゆる分野で応用されつつありますが、デジタルサイネージに取り入れることで広告表現の幅がグッと広がっていきそうです。

まとめ

次世代の広告表現『ダイナミックDOOH』の事例をご紹介しました。どの事例にも共通しているのが「見る人の感情に訴えかけている」という点です。『どんな人が、どんな気持ちでその場所にやってきて広告を目にするのか』という“広告を見る側の背景”を検証し、さらにその周囲の環境や状況と連動させることで心に響く広告表現を実現しています。広告の本来の目的は「相手に伝わること」、そのために表現方法を幅広く考えることも大切な『デザイン』の要素ですね!

  • 『DOOH(=屋外電子広告)』に外部情報を連動させた“ダイナミックな”広告表現が『ダイナミックDOOH』
  • 外部情報を連動させることで、そのシチュエーションで最も心に響く広告表現ができる
  • 今後はAI(=人工知能)を取り入れたデジタルサイネージも普及していく

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