『デジタルサイネージをはじめよう!』とディスプレイや機器を揃えてみたものの、「いったい何を発信すれば良いの??」となる人、意外に多かったりします。デジタルサイネージは導入することがゴールではありません!一番重要なのは『導入したあと、どんなコンテンツを流すのか』
これこそがデジタルサイネージの成功を左右するポイントです。でもコンテンツづくり、自分でやってみると意外と難しくて時間もかかるもの…。そんな時は「プロの人に頼んじゃえ!」とデザイナーさんに外注するのもひとつの手です。そこで今回はコンテンツのデザイン・制作費を左右するポイントをまとめました。外注する際の参考にどうぞ!
デザイン費・制作費は一概には決められない!
一般的に、デザイン費・制作費は一概には決められません。その理由は、たとえ同じ媒体を作る場合でも、お客様の要望によって必要となる作業や素材の量が違ってくるからです。そのため、どんなデザイン会社/デザイナーも基本的にはヒアリングをしてから作業量と料金を決めます。「デジタルサイネージのコンテンツデザインはこのサイズで◯◯円」といった形でウェブサイトに掲載しているデザイン会社もありますが、そういう場合は作業内容があらかじめ決まっています。
コンテンツデザインに必要な要素
では、デジタルサイネージのコンテンツ制作にはどんな材料が必要なのでしょうか?これを知っていると、デザインを外注する際に価格判断の基準になりますので押さえておきましょう!
①企画(見てほしいターゲットは誰?どうやって伝える?)
お金をかけてデジタルサイネージを導入するからには、『もっとお店に足を運んでほしい』『自社のイメージをよくしたい』など何かしらの目的があるはずです。その目的を達成するために、サイネージをどう利用していくのかを考えるのが企画です。顧客はどんな人たちで、サイネージを見てどんなアクションを取ってくれるのを良しとするのか、そのために「こんなふうに顧客を楽しませよう」とか「こんな情報を伝えよう」と考えます。飲食店を例に考えると、
↓
お店のカジュアルな雰囲気がターゲットにウケそう!
↓
ちょっと凝ったプロモーション動画を作ってお店の前で流そう
という感じです。見積にはわざわざ入れないこともありますが、どんな形であれ制作にはなくてはならない作業です。
②コンテンツ(静止画?それとも動画?)
デジタルサイネージでは、静止画だけでなく動画もよく用いられます。用途や機材の条件から、どんなコンテンツのカタチが良いのか決めましょう。ちなみに動画の制作は、静止画の制作より時間も費用もかかります。
③素材(キャッチコピー・写真・イラストなど)
コンテンツに写真やイラストを使うなら、それらを用意するために費用がかかる場合があります。また、キャッチコピーも大切な素材のひとつですね。顧客がサイネージを見たときにパッとわかるキャッチコピーを考えるのも、実は技術とコツが必要です。
④デザイン作業
企画の方向性と素材が揃ってはじめて、コンテンツのデザイン作業がはじまります。①〜③がしっかり決まっていればこのデザイン作業もスムーズに進みます。と言うより、決まってないとデザイン作業は終わりが見えません…予定よりも作業工数が増えて、「コストが倍近くかかってしまった!」ということにもなりかねないので要注意です。料理に例えるならば、何を作るかを決め、なおかつ食材が揃ってはじめて調理に取りかかれるようなものですね。
プログラミング(タッチパネル式デジタルサイネージの場合)
タッチパネルで操作できるデジタルサイネージの場合は、『どこをタッチしたら何を表示させるか』という指示をデータに埋め込むためプログラミングの作業が必要です。より専門的な分野になってきますので、通常のデジタルサイネージに比べてコストがかかる点は押さえておきましょう。
見積でデザイン費・制作費を知りたいとき
もしデザイン費・制作費をできるだけ正確に知りたければ、まずは「こんなものが作りたい」という構想を、ご自身である程度考えておくといいでしょう。それからどこかのデザイン会社に見積を依頼するのが上手な方法です。『どんなことを考えればいいのかわからない…』と迷っていらっしゃる方は、この記事でお伝えしている「コンテンツデザインに必要な要素」を参考に考えてみてください。
安価で手軽なサイネージコンテンツ「DDS TEMPLATE」
コンテンツ制作やデザインをいきなり外注依頼するのに不安がある方には「DDS TEMPLATE」を試してみるのもアリです。安価で手軽にデジタルサイネージコンテンツを用意できます。デジタルサイネージのコンテンツをダウンロードし、Microsoft PowerPoint(パワーポイント)やAppleのKeynote(キーノート)を使って、文字だけ手軽に編集してオリジナルのコンテンツとして使うことができます。自分で文字を差し替えるだけでは物足りない場合は、ダウンロードしたデータを元に一部分だけデザインを変えるよう依頼する「セミオーダー」もできます。デザイナーがマンツーマンで対応してくれて、料金も固定で決まっているので価格面でも安心です。
まとめ
デジタルサイネージは導入したあとの運用が一番の肝!ターゲットを絞り、伝えたい情報をしっかり届けるにはコンテンツにこだわることが大切です。とは言っても、デザインに馴染みにない人にとってコンテンツづくりはなかなか大変な作業…プロに外注したり、テンプレートのような制作補助ツールをうまく活用したいですね。運用プランとコンテンツが充実すれば、デジタルサイネージはあなたが抱える課題を解決してくれる心強い味方になってくれるでしょう!
- デジタルサイネージ成功の鍵は『コンテンツ』!
- コンテンツの外注制作もアリ!ターゲットと運用プランを考えておけば作業時間もコストも抑えられる
- 自分で作りたいときはテンプレートを使うのがオススメ