デジタルサイネージ導入で費用対効果が高い業種10選【後編】

DDSではさまざまなサイズ、機能を備えたデジタルサイネージを販売しています。これらのデジタルサイネージは、お客さまのニーズに合わせて情報発信や一般消費者への訴求、業務の効率化など、さまざまな役割を担うことになります。
今回は、前回に引き続きデジタルサイネージを導入することで費用対効果が高い10の業種のうち、【後編】として5つの業種をご紹介します。

6.公共施設

公共施設での主なデジタルサイネージの活用法は以下の5つが考えられます。

1)イベントなどの行政情報、災害情報の提供

市役所や公共施設に設置したデジタルサイネージで、納税や確定申告、地域イベント情報、災害や緊急連絡などの重要な行政情報を配信し、来館する地域住民への周知徹底を図ります。災害時の避難予定場所に設置すれば災害情報も迅速に提供できます。

2)観光情報提供

観光案内所や役所窓口などに設置し、デジタルサイネージで地元の観光情報や特産品を提供しましょう。色彩豊かで情緒あふれる動画コンテンツで紹介すれば、地域の魅力発信、観光客の満足度や再訪意向の向上に寄与し、案内所窓口の担当者の負担軽減にもつながります。

3)施設案内

市役所や公民館といった地域の老若男女が集まる場所では、施設の大小にかかわらず高齢者や子どもの迷子、目的の部屋へのルート誘導など、施設内のマップが必要です。わかりやすいマップをデジタルサイネージで表示すれば、施設担当者の問い合わせ対応の数が減り、負担軽減につながるでしょう。

4)待ち時間の不満解消

地方では数十分に1本しか公共交通機関のバスや電車が来ない地域もあり、長い待ち時間が観光客の不満につながることもあります。駅やバス停にデジタルサイネージを設置し、地域のイベントや観光情報を発信すれば、長い待ち時間の不満解消と地域活性化を同時に実現できるでしょう。

5)多言語対応

外国人観光客はもちろん在日外国人の数も増加したことで、行政サービスも多言語による説明や告知が必要な時代です。デジタルサイネージならひとつの情報を一定時間ごとにさまざまな言語での表示に変更でき、行政サービスの外国人対応強化に力を発揮します。

DDS実績

栃木県庁様 https://d-d-s.jp/casestudys/tochigi_office/
栃木県庁:55インチ屋内自立型デジタルサイネージ
大阪市消防局 此花消防署様 https://d-d-s.jp/casestudys/konohana-firestation/
飛島建設様 https://d-d-s.jp/casestudys/tobishima/

7.交通機関

交通機関での主なデジタルサイネージの活用法は以下の5つが考えられます。

1)時刻表や運行情報のお知らせ

切符売場や改札入口などにデジタルサイネージを設置し、次列車情報や運行状況などを表示します。強みを発揮するのは災害などで運行に乱れが生じたとき。現在状況の報告、今後の再開見込、さらには運行再開の連絡など、迅速に顧客に伝えるべき情報をスムーズに切り替えて提供できます。

2)広告配信

カメラやAI技術の発展により、利用者の嗜好や行動履歴、属性に基づき、お客さまが興味を持ちそうな広告を配信します。デジタルサイネージだからこそ、属性や曜日、時間帯などに合わせて素早くコンテンツを変更して配信できます。

3)乗車中の乗客の誘導

列車内にもデジタルサイネージの設置が進んでいます。このサイネージは次の駅の表示や駅間での広告配信のほか、駅到着直前からは最寄り出口の方向や乗り換えホームの案内など、駅ホーム上で乗客が正しく移動できるように誘導します。

4)駅構内の雰囲気作り

デジタルサイネージは動画や画像、テキストなどで利用者の興味を惹きます。美しい映像コンテンツを映し出せば都市の風景に新しい彩りを加え、史跡名勝などの映像を配信すれば日本文化の素晴らしさを発信する手段として機能します。

5)インタラクティブなコミュニケーション

触れたり操作したりすることで情報を得られるインタラクティブ要素を備えたデジタルサイネージを設置するのも良いでしょう。ほかにもタッチスクリーンやスマートフォンと連動すれば、利用者のアクションとデジタルサイネージの新たなインタラクティブコミュニケーションを創造します。

DDS実績

スイスポートジャパン様 https://d-d-s.jp/casestudys/swissport_japan/
スイスポートジャパン株式会社様:65インチ屋内壁掛型デジタルサイネージ(Philips)
株式会社世良電設様 https://d-d-s.jp/casestudys/sera-inc/
京福不動産様 https://d-d-s.jp/casestudys/keifuku/

8.教育機関

教育機関での主なデジタルサイネージの活用法は以下の5つが考えられます。

1)校内情報や授業内容のお知らせ

デジタルサイネージなら、急きょキャンパスや教室、講義の変更などが必要な場合でも、迅速な告知が可能になります。さらに学校側からのメッセージなど、学生にとって日常的に必要な授業やキャンパスの情報を確認するツールとして活躍します。

2)学校側から発信したい情報の配信ツール

校外からの来訪者に対し、学校の施設案内や最新情報、地域コミュニティ情報などをデジタルサイネージで配信します。例えば、新設学部や大学運営に関する告知、放映中のテレビCMなどのコンテンツが考えられます。

3)課外活動の広報

学生達の課外活動をより身近に感じてもらうための情報発信という観点から、デジタルサイネージで課外活動を紹介するのも大切な広報活動です。静止画だけではなく動画配信も可能で、動画を学生自身が制作するのもひとつの方法となるでしょう。

4)校内コミュニケーションツール

部活動やサークルなどの活動内容や成果報告、イベント企画や作品発表などをデジタルサイネージを通じて告知、発表します。これが学生同士の交流のきっかけとなったり、学校側と学生のコミュニケーションツールとして機能した事例が報告されています。

5)教育効果の向上

教室に大型のデジタルサイネージを設置し、講義のための図やグラフ・映像などを表示することで講義や指導の支援として利用できます。また別の教室で行われている講義を同時に別の教室に配信したり、講義や指導用のディスプレイとして利用するなど、さまざまな活用方法もあります。

DDS実績

NBAバレエ団様 https://d-d-s.jp/casestudys/nbaballet/
一般財団法人NBAバレエ団様:65インチ屋内自立型デジタルサイネージ

9.ホテル

ホテルでの主なデジタルサイネージの活用法は以下の5つが考えられます。

1)館内情報や観光情報の提供

宿泊者の満足度向上を狙って開催する館内イベントや催し物をデジタルサイネージで告知すれば、魅力的なコンテンツとして多くの宿泊者に情報が伝わるでしょう。また、コミュニケーションが苦手だったり、非対面での情報提供を求める宿泊者にも観光情報などを提供できます。

2)ゲストへの待ち時間解消

チェックインやチェックアウト、レストランへの入場など、ホテルは常に待ち時間が発生します。この時間を短く感じてもらうため、待ち時間発生場所付近にデジタルサイネージを設置し、館内や観光の情報を流しましょう。これだけでも待ち時間に対する不満は激減します。

3)館内の雰囲気作り

個別の歓迎メッセージや特別なサービスの案内にデジタルサイネージを使えば、特別なおもてなし感を演出でき、顧客満足度は高まります。紙だと手書きや毛筆の上手なスタッフが必要でしたが、デジタルサイネージならほぼ必要ありません。

4)サービス案内

各種サービスをデジタルサイネージで紹介しましょう。特にインパクトを強められるレストランでは、料理や店内の映像を交えながら店舗の魅力を紹介しましょう。強みを宿泊者にダイレクトに訴求できるでしょう。

5)ホテル内セキュリティや非常時対応情報を提供

今の日本は事故や災害の発生回数が増えているため、従来よりもセキュリティ情報や避難経路、非常口の場所は重要になりました。館内のセキュリティや非常時の避難ルートなどを見てもらうには、インパクトが高いデジタルサイネージが最適です。

DDS実績

インターコンチネンタルホテル大阪様 https://d-d-s.jp/casestudys/icosaka/
インターコンチネンタルホテル大阪様:55インチ屋内自立型デジタルサイネージ(両面)
ホテル京阪様(屋内用) https://d-d-s.jp/casestudys/hotel_keihan/
ホテル京阪様(屋外用) https://d-d-s.jp/casestudys/hotel_keihan02/

10.一般企業

一般企業での主なデジタルサイネージの活用法は以下の5つが考えられます。

1)社内情報やイベント情報の配信

企業のオフィス内にデジタルサイネージを設置し、さまざまな社内情報や社内イベント情報を流すことで、従業員同士のコミュニケーション促進や意思疎通の醸成を図ります。また、未読者も多い社内報での告知よりもデジタルサイネージの方が認知や参加率が高まるでしょう。

2)従業員のコミュニケーションツール

社員用エレベーター前、食堂、休憩室といった従業員向け共有スペースにデジタルサイネージを設置します。そこで従業員に向けて社内通達や連絡事項といった社内向け情報を配信し、従業員間の情報共有を促進します。

3)企業理念やビジョンの共有

各部署内にデジタルサイネージを設置して企業理念やビジョンを配信すれば、何度も目に入るので刷り込み効果が生まれたり、めざすべき方向性が「見える化」され、従業員の意識醸成に貢献します。さらに社外活動やCSR活動などのコンテンツを配信すれば、従業員の帰属意識向上が期待できます。

4)社員研修

デジタルサイネージを用いてeラーニングによる社員研修を行ったり、社内外の研修や認定試験、資格試験を案内すれば、従業員のスキルアップに対する意識は高まり、従業員のモチベーションも高まるでしょう。

5)採用活動

採用面接や会社見学のために来訪した学生や応募者に対し、デジタルサイネージで歓迎メッセージや会社紹介、事業紹介などを配信できます。また、エントランスやビル入り口などにデジタルサイネージを設置して企業ブランディングに活用するのも、採用活動においてプラスになる活用法です。

DDS実績

神田ドック株式会社様 https://d-d-s.jp/casestudys/kanda_dockyard/
神田ドック株式会社 様:55インチ屋外壁掛けデジタルサイネージ
北九州機材倉庫様 https://d-d-s.jp/casestudys/equipment-warehouse/
日本ペイント・オートモーティブコーティングス様 https://d-d-s.jp/casestudys/nippon_paint/

デジタルサイネージの活用方法は無限!

今回は「デジタルサイネージ導入で費用対効果が高い業種10選」の【後編】として、公共施設、交通機関、教育機関、ホテル、企業の5業種について、デジタルサイネージがもたらすさまざまなメリットをご紹介しました。10の業種に共通する点としては、顧客との接点が多く情報発信や訴求効果が期待できる点です。また、デジタルサイネージ導入によって業務効率化やコスト削減も期待できます。また、デジタルサイネージの導入を検討する際は、自社の業種やニーズに合ったコンテンツ、運用方法も一緒に検討しておくことが大切なので、プロに相談しながら導入準備を進めていくことをおすすめします。

DDSを運営するDESIGNSは、デザイン会社のデザイン力やクリエイティブ力を生かしながら、お客さまの使用用途や設置場所に合った最適なデジタルサイネージをアドバイスしてきました。デジタルサイネージ導入においてコンテンツ制作や継続的な販促展開に関するお悩みをお持ちの企業さまや店舗さま、施設さまは、お気軽にDDS担当者にご相談ください。お客さまにとって最適なデジタルサイネージソリューションをトータルに提案いたします。

関連記事

TOP